フィルムシミュレーション

 今回からは、作例をまじえながらフィルムシミュレーションのことを書いていきます。

 まだカメラを十分使いこなせていない初心者の私が、とりあえずの主観で思ったことを書いています。

 なので、将来また考えが変わって、ここに書いたことと違うことを書くかもしれませんが、その際はどうかご勘弁ください。

 

 X-T30 で使えるフィルムシミュレーション、種類が多すぎてなかなか覚えきれません。

 そこで、ものすごく大まかに、「ポジ」「ネガ」「その他」「白黒」の 4 つに分けてみました。

  • ポジフィルム PROVIA、ASTIA、Velvia
  • ネガフィルム PRO Neg. Hi、PRO Neg. Std
  • その他    クラシッククローム、ETERNA
  • 白黒     ACROS、モノクロ、セピア

 これなら何とか覚えられそうです。

 「その他」と「白黒」は難しそうなので、まずは「ポジ」と「ネガ」を使ってみることにしました。

 

 作例は、同じものを RAW で撮って、「ポジ」と「ネガ」で現像してみたものです。

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X-T30 16-80mmF4 R OIS WR 絞り優先AE 1/400秒 F 5.6 ISO 160 +0.3EV PROVIA

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X-T30 16-80mmF4 R OIS WR 絞り優先AE 1/400秒 F 5.6 ISO 160 +0.3EV PRO Neg. Std

 どちらも、カラークロームエフェクト 弱です。

 

 ポジフィルムとネガフィルム、違いがわかりますでしょうか。

 ポジフィルムは色がはっきり出る感じ、ネガフィルムは色がおとなしめという感じがしますよね。

 X-T30 を使いこなすために、私はまずこの違いを覚えました。

 富士フイルムの公式サイトを見ても、ポジフィルムは「見たままに忠実な記憶色」、ネガフィルムは「記憶色系とは異なるナチュラルな」発色、という理解でよいみたいですね。

 あと「ポジ」や「ネガ」にもそれぞれ種類があって、これがまた少しずつ特徴があるのですが、それは後日また書いていきますね。

 ちなみに、フィルムシミュレーションを使うには、JPEG で撮るか、RAW で撮ってカメラ内で現像しないといけないのですが、X-T30 はカメラとパソコンを接続することで、パソコンの画面上でカメラ内 RAW 現像ができてしまうので、とても便利ですよ。