ズームレンズが届きました

 X-T30 を購入した時に、品薄で入手できず、予約していたズームレンズが届きました。

 16-80mmF4 というもので、なんと 6 段の手ぶれ補正機能つきという優れものです。

 先に入手していた 35mmF1.4 との相違点を知りたいと思って、いつもの公園をまた撮ってみました。

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X-T30 XF16-80mmF4 R OIS WR 絞り優先AE 1/210秒 F 8 ISO 160 +0.7EV ASTIA

 焦点距離は 16mm、シャドートーン -1、JPEG 撮って出しです。

 広角側で撮っているからというのもあると思いますが、35mmF1.4 と比べて、空の青がすごくきれいに出ている感じがしますね。こちらのほうがより風景向きのレンズなのかもしれません。

 露出を上げて撮ったから彩度が下がるというわけでもなく、全体に色乗りが良好な気がします。

 木々の緑が色あせているように見えますが、これは X-T30 と 35mmF1.4 の購入から1か月がたち、秋が深まったためです。

 

 また、35mmF1.4 と同様、こちらも繊細な写り方をします。

 この写真でご注目いただきたいのは、青空のグラデーションの美しさです。

 D3400 でこの透明感のある繊細なグラデーションはなかなか出せないように思います。

 

 参考までに、D3400 で同じ場所を撮った写真もお見せします(今年の夏に撮影)。

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D3400 AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 絞り優先AE 1/320秒 F 8 ISO 100

 細かい設定などは何も考えずただシャッターを押すだけで、これだけきれいな写真が撮れるのですから、D3400 もすごいカメラだと改めて思います。

 でも青空の描写という点では、X-T30 の表現力がさらに一歩抜きんでているような気がしました。

 

 あともう一点、フィルムシミュレーションについて。

 試行錯誤の結果、ASTIA というフィルムが、どうやら私のイメージする青空に最も近い空の描写をしてくれるように思えました。

 まだ使いこなせていないフィルムもあるのですが、ある程度フィルムの使い分けもできるようになってきましたので、次回からはフィルムシミュレーションのことを書いていこうと思います。

 写真も、カメラやレンズの比較のために毎回同じ景色にしていましたが、さすがに単調になってきましたので、そろそろいろんな作例を出していきたいと思っています。